十六夜のフォルトゥーナの考察

ノベルゲーム:18禁
03 /15 2017
乙女57_

ということで十六夜のフォルトゥーナをクリアしましたが、いくつか伏線が回収されていないため考察を。

→18禁PCノベルゲームのおすすめ一覧はこちら

→十六夜のフォルトゥーナの感想はこちら


物語の核心部分もあるため閲覧注意です。


・連続殺人事件の真犯人とは
作中で起こる事件として連続殺人事件がありますが、結局作中での真犯人は言及されないまま。
普通に考えると悪霊に乗っ取られていた犯人が多いため、城址の悪霊が乗り移っていたと考えるのが自然でしょう。

ですが「悪霊に焼け死んだ感触を与えられた」、「悪霊が『契約が…』と言っていた」などと言っていることを考えるとノエルの可能性も。
それぞれ

焼け死んだ→地獄の業火
契約が…→ノエル(に憑いていた)悪魔が洗脳していた

と考えれば辻褄は合います。

逆に城址の悪霊の場合、焼け死んだはかぐやに殺されたときと想像つきますが、契約が…の意味合いが不明です。
もっとも意味不明なことを口走る悪霊もいたため、契約が…は伏線でない可能性もありますが。

ちなみに時雨ルートで悪霊がトンネルで殺人を行っていた・トンネルが不吉と言われた件については不明。
トンネルの空気が(悪霊が出そうで)悪いとは他ルートで度々言われますが、結局時雨ルートでしか問題が発生しなかったのは伏線の回収し忘れでしょうか?


・かぐやとは何者か
九条家の興りの起源でもあるかぐや。
彼女が何者かについてですが、いくつもの可能性があります。

まず作中では何度もかぐやを天使などと表現することが多く、事実翼人のように天使のような羽根も生やせるため天使などの可能性は高いです。

ただし結女たちと知識や価値観が噛み合わなかったり、結女を治療する場面で現実世界の用語を口走ったりと怪しい面も。
仮に全知全能の神の使いである天使であるならば下界の知識は知っているでしょうし、(あくまで一般的な価値観として)天使が現実世界の用語を使用するのは少し不自然です。

ほかに作中では「この世界はおかしい、結女は生きるべきだった」と言っているため、別世界の人間や未来人説もありますが、根拠が乏しいので何とも言えないです。
因果律のように運命を知っている・未来を知っているならば「この世界はおかしい」が根拠になりうる可能性もありますが、それでも根拠に乏しいです。

またかぐや自身が罪を負っている発言をしたり、時間を超越したりと不可解な点もあります。
作中ではルシアルート後半で悪魔の存在や堕天使のことが語られますが、かぐやは悪魔と呼べるほど悪い存在でなく、一般的な定義の堕天使は堕ちている途中の天使ではなく堕ちた後の天使であるため、どちらも違うような。

これが仮に堕ちている途中の天使ならば、罪を償うために下界に知識のない状態で?堕ろされ罪を償ったから消えた、ともとれますが、かぐやが結女を生き返らせたことが罪になったなどとの発言もあるため難しい所。

他にかぐやは「あなたたち(人間たち)は時間に縛られるが私には結果の方が大事」「星と月しか見えぬ暗闇の谷から解放される」とも述べていることから、超常の存在の可能性が高いですが詳細不明です。
「星と月しか見えぬ暗闇の谷」を単純に考えると五条に封印されていたともとれますが、比喩表現だとすると現実と地獄の間にいた可能性も?

結局かぐやが何者であるかは根拠があいまいであり、他の例も見る限り回収されていない伏線がある可能性もあるため、素直に天使と考えると良いかもしれません。


・ゆり子がローマに行ったり、ロザリオや羊飼いの杖をもらった理由
ノエルに対抗するための可能性が高いでしょう。
作中でもゆり子はノエルがサイド襲ってくる可能性を危惧しているため、対抗策として聖具を受け取りに行った可能性があります。


・神社の空気が悪かった
乙女ルートでちらっと出てくる話。
結局乙女ルートでは判明しませんでしたが、ノエルが教会の場を侵食していたことを考えると神社にノエルがいた可能性があるでしょう。


・五条城址が語り継がれなかった理由
物語開始時点では五条城址はあまり知られてないです。
その理由として乙女ルート過去編でほぼ出ていますが、かぐやが五条城を滅ぼし、その結果悪霊が満ちて人が訪れられなかった可能性が高いです。
ただしいずれも推測であり、仮に五条を治めた五条城がなくなったその後、五条がどうなって発展したかという謎が残るため何とも言えません。


・九条が近親婚を繰り返した理由
乙女ルートで出てくる話。
作中では理由を問いかけて終わりますが、慎之助と結女の話だけならばかぐやにもらった命を紡いでいくということになります。
ただしそれだけだと何代も意志が続いていくか怪しいです。
そのため神か何かが罪を犯したかぐや(の末裔)に罪を償わせるために生かせた可能性がありますが、推測の域を出ない上かぐやに下界に行かせた意味も不明のため結局理由が不明です。


・ノエルが現れた理由
作中ではルシアルートで城址の悪霊の話が終わった後に現れ、その他のルートでは現れないノエル。
ルシアルートで問題が解決した後にしか現れないためご都合主義に見えるかもしれません。
しかし別の見方をすると、ルシアルートで城址の悪霊を倒す頃にはルシアが薫に好意を寄せているような描写が現れ始めるため、ルシアの心の結界が弱くなったときを狙ったという見方も出来たり。


・ノエルが操った子供の行方
ノエルとの最初の戦い後、ノエルは一人の子供を操ります。
ところが結局その子供がどうなったのか不明。
二戦目で出てきたり悪戯をするのかとも思っていましたが結局不明でした。
伏線の回収し忘れなのか何かを暗喩しているのかは判断つきません。


・ルシアが非常に強い霊力を持っていた理由
最後のノエルとゆり子の会話でノエルが「全て終わった」と言っていたりすることから、ルシアはノエルを殺すために非常に強い霊力を持って生まれた可能性があります。
また幼少時から聖書を読んでいたり、いわゆる純真な存在であったことも、悪魔であるノエルとの対比であるともとれます。
神話では兄弟殺し(本作では姉妹ですが)も象徴的に登場することから、ルシアとノエルの話は兄弟殺しを示している可能性も?


・Astarothとは
ノエルに取り付いていた悪魔Astaroth。
日本語にするとアスタロトであり、ソロモン72柱の一柱でもあります。
またアスタロトには以下の特徴があり、作中のAstarothにも共通点が見られます。

過去と未来を知りあらゆる学問に精通する→作中で未来に何が起こるか知っていたりノエルが知り得なかった知識を知っている
口から耐え難い 悪臭 (毒気)を放つ→呪詛の言葉?
元々月の女神だった→タイトルの十六夜と掛けている?
性別は女→ノエルは女 


とりあえずはこんなところかな。
結局かぐやの正体は最後まで謎でした。
ではまたー
スポンサーサイト

コメント

非公開コメント